インプラント治療がなぜ必要なのか
入れ歯の違和感があるので、インプラントにしたいという患者さんは、たくさんおられます。しかし、プロの歯科医師サイドの視点からは、違和感だけではなく、インプラント自体が、1本で30〜40kgの力に耐えられるということが、最も重要なことです。
歯は咬む力で壊れる
中年になって、歯周病がある程度進行して、歯の周囲の骨が無くなり、加えて、虫歯で何本か歯を抜いたりすると、咬む力が、残っている奥歯の生理的な耐久レベルを超える作用をします。その結果、後ろのより強く力のかかる奥歯から、順番に、歯が抜けてしまうことになります。
入れ歯では咬む力を支えられない
咬む力が、歯にかかると、まず天然歯が、力を支え、それから、補助的に入れ歯が、力を受けます。入れ歯の下は、歯茎であり、天然歯の根元は、骨が支えていますので、入れ歯の方が、クッションの上、天然歯は、石の上に立っているのと同じこととなります。入れ歯を入れることは、咬む場所を作ることにはなりますが、咬む力を根本的に支える場とは、なりえません。
インプラントを入れることで歯の動揺が止まる
インプラントを入れることで、咬む力が分散され、それまで強い力にさらされていた天然歯に、正常レベルの力が加わるようになると、それまでグラグラだった天然歯の動きが、ピタリと止まります。インプラントを入れることで、さらに天然歯の寿命が伸び、患者さんの咀嚼も回復されます。
